『天使が育てた紫陽花』（仮題）

毎年表参道にて開催されるスクール展。
今年も沢山の方々に訪れてもらいたいですね。
スペシャルコース、プレミアムコースは勿論のこと、レギュラー2コース、3コースの生徒さんたちもプチ課題を展示します。
そのプチ課題は、インストラクターの私も制作します。
私がインストラクター担当のレギュラー2コースの生徒さんは4名様。
『イエロー』『ピンク』『ブルー』『グリーン』の4色ある台紙の中で、生徒さんが選ばなかった『グリーン』を私は選びました。
どうでしょうか。皆さん進んでいますでしょうか。
早速、昨日完成したこの課題の報告を。

台紙に沿って、4色のグラデーションカラーの紙帯を使って乗せていくこの課題。
自分のテーマを決めて、配色を決めていきます。
スペシャルコースからは、自分のテーマカラーを決めて配色を選ぶので、この課題は言わばスペシャルコース疑似体験となります。

私のテーマは『天使が育てた紫陽花』（仮題）です。
6枚の羽を下から上へ見て下さい。


6月の梅雨時期に咲く大好きな紫陽花。
綺麗な花を咲かせてくれるには、遡ること半年前から新芽をつけています。
その新芽を一番下の羽に表現してみました。

私の心の中にいる天使がせっせとお水を運んでいます。
1月、早くも新芽を発見です。
この時期に私と一緒に歩いた人は、必ずと言っていいほど「ほら、見て！もう新芽が出ているわ」と聞いてもいないのに教えられます。^ ^;

2月、3月、4月とその天使が太陽の光と潤いの雨を運んできて、ぐんぐんと成長させていきます。

5月になると小さな小さな蕾を発見！





そして6月には青やピンクや紫色の見事な紫陽花を咲かせてくれて、みんなを喜ばせてくれます。


7月になると、だんだんと色彩が色褪せていき、これまた美しい渋い色で私を楽しませてくれます。


天から降り注ぐ太陽に向かって、天から降り注ぐ雨に打たれて、天使の育てた紫陽花は私と共にじわじわと成長いく課程をこの作品を通して表現してみました。

9/17～20、表参道のLAPIN ET HALOT（ラパン・エ・アロ）にてご覧いただけます。