2011年3月13日日曜日

お見舞い申し上げます。

3/11、いつも通りスタジオのトイレ掃除を終え、前回書いたようにトイレットペーパーに王冠のスタンプを押して、部屋に戻りワンデーレッスンの準備をしていました。

ところがたまたまお客様が熱を出され、欠席の連絡が入ったのです。

次回のワンデーレッスンの方々の紙帯をカットしている最中にグラッときました。
とっさにストーブのスィッチを切りました。
揺れがだんだんとひどくなってきたので、ついに来たー!と思い、外へ着の身着のまま飛び出しました。

スタジオの目の前にある防衛省の高くそびえる鉄塔が左右にグラグラと揺れています。
地面がうねっているせいか、くらくらするのでガードレールに掴まりながら揺れがおさまるのを待ちました。

揺れが治まってきたので階段で中に戻りました。
新しくない建物なので、壁に亀裂がいたるところに。。。

スタジオに戻ると作品がいくつか落ちて、ガラスが割れていました。
更に女子トイレの壁のタイルが剥がれ落ち、スタンプを押したトイレットペーパーも無残に粉々になったタイルが覆いかぶさっていました。

再びトイレ掃除を終え、部屋に戻り今日中に送るサンプルを作り始めました。
あとから考えてみたら、宅急便を出すなんて無理な話でした。
サンプルは作り終え、夕方にアトリエの店長から電話があったのです。
「やっと繋がった!大丈夫?こっちは停電…。早く帰って…。」

外に出たら、道という道に人がたくさん歩いていました。
皆さん歩いて帰宅するのでしょう。
私も自転車ではなかったので歩いて帰宅。
40分ほどで着きました。

家はそれほど被害はなかったです。
初めて知ったのですが、地震を察知すると食器棚の扉がストッパーが下りて開かなくなっていました。
中には今にも飛び出しそうな食器が見えます。
どうやって開けるのかわからず、しばらくそのままにしていました。
押しても引いても開けられず、バンッと叩いたら開きました!^ ^;
叩くと開く。覚えておこうと思います。

テレビからは信じられない光景が映し出されています。
徐々に治まるどころか、余震も大きなものばかり。
被災されて家や家族を失った方々を思うと胸が苦しいです。
一日も早い復興を願います。

どうか皆さま、ご無事でいてください。

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