気球に乗って～虹をさがして～

一昨日、昨日と続けて書いていますスクール展に出展した作品たち。
３つ目の課題は『気球に乗って～虹をさがして～』です。

またまたベタなラブストーリーを考えまして…。
少し照れますが、どうかお付き合い下さいね。

「虹を探しに行かないか。ふたりで見ると幸せになれると聞いたんだ。」
ふたりを乗せた青い気球。ハトに導かれながら彼が覗いた望遠鏡の先には大きな虹が…。
早くも彼の羽は虹色に変わりました。彼女はまだそれに気付いていない様子。
「覗いてごらん…。」そんな会話が聞こえてきそう。
中央の白くて長いリボンには、虹が優しく映り込んでいます。


☆見どころ☆
ラファエル先生の描くイラストは、左から光が差し込んでいることが多いです。
この気球も左からの光を意識して、気球を『セルリアン』『瑠璃』『青緑』の３色。
気球を支える金具には『黄土』『くるみ』『すすき』『栗』の４色でトーンを変えています。

更に中央のリボンの虹は、5mmずつ7色の紙帯を使い、シャープカットで繋げて1本の虹色の紙帯を作ってから接着してあります。
ふんわり映り込んだ様子が表現出来たのではないでしょうか。


「覗いてごらん。（虹が見えるよ。）」と（　）の中は言わずに望遠鏡を渡すところが彼女に対する愛情かしら。
ふたりはきっと幸せになれますね。
この作品を見て下さった方にも幸せが訪れますように…。

いつもありがとうございます。
いよいよ次回が最終報告になります。
『星にリボンを～虹の贈りもの～』お楽しみに。